『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(荒井ママレ「月刊コミックゼノン」連載中)がドラマ化決定し、石原さとみさんが主演を務め、病院薬剤師を演じることで話題になっています。

今回は、アンサングシンデレラの言葉の意味や、ドラマの反響を調べました。

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アンサングシンデレラの意味

たいていの日本人にとって「アンサングって?」となると思うので、意味を紹介しますね!

「アンサングシンデレラ」の意味

「アンサング シンデレラ(unsung Cinderella)」とは、「アンサング ヒーロー(unsung hero)」=「縁の下の力持ち」という言葉と、主人公が女性であることから、おなじみのヒロイン「シンデレラ(Cinderella)」に由来。

医療現場を”裏で支える存在”を意味しています。

医師や看護師のように目立たなくても、薬と病気に関する専門知識を持ち、患者にとって話しやすい存在である薬剤師みどりは大活躍!

みどりの職場、萬津(よろづ)総合病院で働く個性豊かな薬剤師・看護師たちにも注目です☆

引用:ファーマキャリア

unsungとは

詩歌にうたわれ(てい)ない、詩歌によってほめたたえられない

引用:weblio

形容詞のアンサング(unsung)とは、日本語で「讃えられない」の意。unsung を用いたイディオムには、「縁の下の力持ち」を意味する unsung hero がある。

引用:Wikipedia

・讃えられない
・世に知られていない
・陽の目に当たらない
・目立たない
・縁の下の力持ち(アンサングヒーロー)

のような意味があるようです。

つまり、

アンサングシンデレラ=目立たないシンデレラ≒目立たない病院薬剤師

って感じでしょうか?

引用:現役病院薬剤師が「アンサング シンデレラ(1)」を読んでみての感想!!

個人的には、“名もなきヒーロー”、“名もなきヒロイン”、“名もなき貢献者”的な意味で“名もなきシンデレラ”:アンサングシンデレラと捉えています。

sungはsingの過去分詞。

singの意味はたくさんあります。

singの意味

歌う
鳴く
ピューピューいう
チンチンと音をたてる
(ジーンと)鳴る
いつまでも残る
(…を)詩に作る
(…を)(詩に作って)賛美する
(…に)歌える
歌になる

unは否定を意味します。

なので、否定のunがついたunsungは、直訳だと賛美されていない、歌われていないとなる訳ですね。

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アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ドラマ化の反響

石原さとみさんのドラマは、『アンナチュラル』『高嶺の花』が好きです。

『アンナチュラル』は重いテーマでしたが、自身も過去に傷を抱えながら、法医学の世界で仕事に奮闘する女性の生き方は観ていて清々しかったし、日本の法医解剖医の人数の少なさなどの厳しい現状も伝わってきました。

死体の解剖という作業は自分では絶対できないし、もし10代に戻ったとしても目指そうとは思えないだろうけど、様々な仕事に共通することも学べたドラマだったと思います(録画とか再放送で最低3回は観ている気が・・・)

今回のドラマ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』も、一般の医者や看護婦より想像がつかない薬剤師のことを、今より知ることができそうで楽しみにしています。

SNSでの反響はどうでしょうか。

薬学生や現役の薬剤師のなかにも、注目している人は多そうですね。

ただ、ドラマの副題である『病院薬剤師の処方箋』が誤解を招くという意見もあります。

どうしてもスルーできなかったので言わせてください。 薬剤師に”処方”はできません。できるのは”調剤”です。

Twitterより

薬剤師は処方しない。処方箋は医者の担当ですもんね。

そこ、注意です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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