ピン芸人のキャツミさんが人気上昇中です。芸歴1年目にして『オールザッツ漫才』、『さんまのまんま』、『ウチのガヤがすみません!』などに出演し、リズムネタで会場に笑いを起こしています。
キャツミさんは、リズムにのってラップやプチプチを息を吸い込むだけで穴をあけるという、結構難しくて肺活量が必要そうなネタを披露しているのですが、そのネタ中はわからないのですが、トークされてる姿を見ると首の動き(頭の振り)が非常に多く気になります。
これは病気では、とか、障害なのではという疑問を見かけたので調べてみました。
キャツミの首の動きは病気か障害?
キャツミさんの、しきりに首を動かす行動はどういったことが考えられるでしょうか。
チック症
まず挙げられるのが、チック症だと思います。
チック症とは、まばたきや咳払い、首振りや奇声が本人の意思に関係なく繰り返し出てしまう疾患です。
小児〜青年期に現れ、多くの場合は成人するまでに改善・消失すると言われていますが、大人になっても症状が持続したり、再発するケースもあります。
子ども時代から弱い症状が出ていたものの、大人になってから仕事や日常生活において困りごとが増え、改めて診断を受ける場合もあるようです。チック症は単なる癖との見分けがつきにくいため、周囲から障害だと理解してもらえなかったり、誤解を受けたりすることもあります。
引用:大人のチック症とは?
チック症の語源は、英語のtic(顔面痙攣)からきています。チック症は顔面には限りませんが、顔面で不随意運動をしてしまうことが多い疾患なので名づけられたのでしょう。
・咳払い
・鼻鳴らし
・唸り
・反復言語(自分自身の音声や言葉の繰り返し)
・反響言語(他人の音声や言葉の繰り返し)
・汚言(わいせつな言葉、民族的・人種的、宗教的中傷など)
発声にかかわる器官に生じるチック。
声や音を発声するだけでなく、意味のある言葉を繰り返すこともあります。「アッ」「ウッ」などの声が出る、「フンフン」と鼻をならす、「んっ、んっ」とせきばらいする、奇声を発する、卑猥な言葉や「バカ」「死ね」などと言う、相手の言葉の語尾を繰り返す、などがあります。運動チック・まばたき
・肩すくめ
・四肢の伸展
・汚行(性的または卑猥な身振り)
・同響動作(誰か他の人の運動のまね)
チックは、親の育て方や本人の性格に根本的な問題があって起こるわけではありません。最近の研究では、脳の働きを調整する神経伝達物質の一種であるドーパミンの働きが偏ることによってチックが起こると想定されています。
子どもの10人に1人〜2人が発症することから考えると、チックが起こりやすい脳の体質は決して珍しいことではないようです。
引用:大人のチック症とは?
チック症を診察してもらうには、何科に行けばいいのでしょうか?
チック症は小児〜青年期の発症が多いので、主に小児科や小児神経科・児童精神科で診察を行っています。成人期に初めて医療機関を受診する場合には、年齢制限のため診察を受けられないこともあるようです。その場合は受診前に成人の受診が可能かどうかを問い合わせたり、精神科や神経内科を受診したりするのがおすすめです。中でも児童思春期や発達障害を受け入れている医療機関では、治療を受けやすいかもしれません。
引用:大人のチック症とは?
治療法としては、心理療法や、重症な場合に薬物療法を行うこともあるそうです。
トゥレット症候群
トゥレット症候群はチック症と深いつながりがあります。
トゥレット症候群・トゥレット症は、まばたきをしたり首を振る運動性チックと奇声や咳払いなどの音声チックの両方が重なった状態が1年以上続く精神神経疾患で、日本では発達障害に含まれます。
チック症もトゥレット症候群も、深刻な症状ですし、誤解を招きやすい病気だと思います。
キャツミさんは、首の動きが原因でコンビを解散したそうです。元相方がこの癖が嫌になったとか。
緊張やストレスで出やすいとはいいますが、生活にはつきものですし、当人は抑えがたい症状を耐えている場合も多いです。
病気と知らないと、周囲の人間にとっては「うるさい」「マナーが悪い」「集中できない」とトラブルにつながります。
実際、私も職場で他部署の社員でしたが、喉を鳴らす癖や咳払いがひどかったらしく、どうにかしてほしいという話が出ていたということを聞いたことがあります。
結局、その癖のある人は転部か退職されたと思います。
だいぶあとになって聞いたので、もう誰がというのはわからないままでした。
ただ、デスクワークはある程度静かな中で集中しないと仕事にならないですし、ずっと音がするのは耐え難いとは思いました。
ですが当人も仕事をしないと生活はできませんし、そのあたりの調整はケース・バイ・ケースで慎重に折り合いをつけないといけないですよね。
過去を思えば、様々な病気や障害が少しずつ理解されている世の中になっていると思うので、話し合いや歩み寄りが大切になってきますよね。
キャツミのプロフィール
NSC卒業後、芸歴1年目にして「よしもと漫才劇場」にメンバー入りを果たしたキャツミさん。
その後は『大阪芸人掘り出しライブ7』に出演し今田耕司さんに気に入られたり、『さんまのまんま』で初の全国放送デビューを飾ったりと、皆に好かれやすい、愛され要素のある芸人さんです。
キャツミさんのプロフィールはこちらです。
キャツミ プロフィール
- 名前 キャツミ
- 本名 後藤 克海
- 生年月日 1999年5月20日
- 出身地 兵庫県宝塚市
- 血液型 A型
- 身長 166㎝
- 趣味 映画鑑賞、音楽、漫画、TV鑑賞、TSUTAYA
- 特技 ペン回し、ギター、ピアノ
☆中学3年生からギターをやり始め、バンドも組んでいた
☆高校時代は陰キャ
☆同級生からスゴイと思われたくて芸人を目指す
☆2018年4月、大阪NSCに入学。(41期生)
芸名の経緯
- ピン芸人「なまず男」
- お笑いコンビ「フールサンプル」
- ピン芸人「かつみ」
- ピン芸人「キャツミ」
「かつみ」名義は「かつみ・さゆり」さんと被るから改名
親や友達には漫才コンビと嘘をついてたらしいです。
和牛さんみたいなネタやってる、とか言ってたみたい。(全然違うやんw)
それが信じられていたくらい、テレビ出演が少なかったということですが、今は勢いがついてきてる芸人さんですよね。
大阪より先に全国で売れるかもしれないと、ファンから言われているくらいです。
それにしても、バンド活動をやっていたというのは、あのリズム感あるネタに生かされてますね。
キャツミさんは首のことは「首のクセ」と番組やインタビューで語っています。
病院で診てもらったことがあるのかは不明です。
5年後はなにかの番組のMCをしたいと目標を語っていたキャツミさん。
それまで、新ネタを作ったり実家の手伝いやウーバーイーツの仕事を頑張って、さらに知名度が上がるといいな。
キャツミさん自身も気にしていた、ネタが少ない、新ネタを早く作らないとって、同じくファンも気にしていると思います。
とにかく、新ネタが早くみたい。期待しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。