大相撲の三段目力士の勝武士が新型コロナウイルスにより亡くなられたという、悲しい報道がありました。
勝武士はまだ28歳。国内で20代の死亡者の報告はこれまでなく、また、プロスポーツ選手が亡くなられたのは初めてだということです。
今回は、勝武士の持病(病気)は糖尿病なのか、新型コロナウイルス感染はいつからだったのかを調べました。
勝武士の持病(病気)は糖尿病?
勝武士は、過去糖尿病を患っていたようです。
こういった記事がありました。
4日目の三段目の取組で、珍事が起きていた。
西54枚目の勝武士(24=高田川)は土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前で異例の不戦敗。審判で異変に気づいた峰崎親方(元前頭三杉磯)から「相撲は取れるか」と聞かれると「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えた。
相手の朱鷺ノ若も「審判の親方から『不戦(勝)だよ』と。ビックリした」。峰崎親方も「初めてだよ」と驚きを隠さなかった。
原因は2年前に患った糖尿病による低血糖障害だった。当日は取組前に「エナジードリンクとチョコ」を摂取したが、薬は飲んでいなかった。
定期通院しておらず、自己管理不足がたたった。駆け付けた師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)からは「野菜を多めに取るとか、自分で考えてやらないとダメ。プロだから」と諭された。
朝稽古前は食事しないのが角界の通例だが、特例も認めるという。
6日目は出場し、体重250キロの謙豊を力強く押し出し。元気な姿を見せ「不安とか緊張も原因だったみたい。薬も1日3回飲むようにして、昨日も検査して異常はなかった」と、ばつが悪そうに笑った。
引用:日刊スポーツ
この記事は2016年1月17日に記載されたもので、その時点から2年前に糖尿病を患っていたとあるので2014年頃に勝武士は糖尿病になったと思われます。
今から6年前。勝武士が22歳頃のことです。
新型コロナウイルスは高齢者や持病のある人は特に気をつけなければいけません。
勝武士は20代と若く、アスリートでしたが、持病である糖尿病と闘っていたんですね。
勝武士の新型コロナ感染はいつから?
勝武士はいつ、新型コロナウイルスに感染したのでしょうか。
相撲協会によると、勝武士は4月4日頃に発熱症状がみられましたが、受け入れ先の医療機関が見つからず、同8日に都内の病院に入院。
症状が悪化し、PCR検査で10日に陽性が確認されました。
その後も入院して治療を受けていました。
そして5月13日、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため亡くなられました。
読んでいるだけで、辛くなってきます。
持病と闘いながら、これからもっと相撲で上を目指していきたかったと思います。
勝武士が所属する高田川部屋では、師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)たちも感染していましたが、親方らは既に退院しています。
相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました。今はただ、安らかに眠ってほしいと思います」との談話を発表しました。
勝武士のプロフィール
勝武士のプロフィールはこちらです。
とても若く、これからの力士がこのようなことになって、家族や関係者の思いを考えると辛いです。
本人も、とても苦しく、悔しかったと思います。
勝武士に対するネットの声
勝武士の死を悼むみなさんのコメントをいくつか集めました。
新型コロナウイルスはできるだけ早い薬の投与が求められます。
勝武士の受け入れ先の病院が早く見つかっていたら、早く薬を飲めていたらと考えずにはいられません。
心より、ご冥福をお祈りします。