
『フォローされたら終わり』の13話と14話が放送されました。
今回の内容は、驚きはもちろん、ショックな部分がありました。
まっすぐで優しくてひたむきなあの人が・・・嘘でしょう?何か訳があるんでしょう!?
衝撃を隠せない展開です。ネタバレを含みますので、大丈夫な方は続きを読んで下さいね。
それでは考察していきます!
ミズキの事情
壮太郎はミズキの職場に押しかけ、ミズキが百万円社長なのか!?と詰め寄ります。
別室に移動し、ミズキが壮太郎に説明します。
・自分は百万円社長ではない。
・捨てアカからDMが届いた。
・クラブでドラッグを使用している写真を撮られ、脅されている。
・最初は500万円要求された。
・次に、ゆまと熱愛中と配信して炎上させろと言われた。
・さらに、ゆまが壮太郎を百万円社長と思うように仕向けろと言われた。
「俺がクラブでキマっちゃってる写真が貼り付けられててさ~」
ペラペラと軽い調子で、ドラッグをやっていること、百万円社長に脅されてやったことを話すミズキ。
警察に行こうと思わなかったのか問う壮太郎に、ケラケラと不快な笑いで応えるミズキ。「そんなことしたらおしまいじゃん」
「正直、面白がってる」「もう普通の生活じゃ満足出来ない」「承認欲求通り越して炎上欲求」「常に刺激を求めてと言うか」
不愉快に身体を揺すって半笑いな感じでしゃべりまくるミズキ。
壮太郎はミズキをソファにドンっと押しつけ、顔を近づけはっきりと言い放ちます。
「正直に話してくれてありがとうございました。でももしまたゆまちゃんを傷つけたりしたら、許さない、ですから」
出ていく壮太郎。「カッケ・・・」とつぶやくミズキ。うん、壮太郎はやっぱりまっすぐでカッコいい。
これまでの考察で、最初の頃以外ずっと私はミズキを疑ってきましたが、(最初は新藤を疑っていた)この場面により疑いがかなり薄れてしまいました。
ミズキが白状した内容は、ほぼその通りなのだと考えます。
百万円社長は他にいて、人を利用したりあの手この手で、いつめんの人生を終わらせるように画策しているのでしょう。
ミズキがPCでいつめんの写真を楽しげに見て、ゴミ箱に捨てるシーンがありましたが、あれは本物の百万円社長からいつめんを陥れる協力をさせるために、言わば資料としてミズキに送られたもので、ミズキ自身は黒幕ではないような。
ミズキは脅されながらも、本人の言っている通り、この騒動を楽しんでいるだけでしょう。
壮太郎が動画を配信
壮太郎は純子の病室を訪れます。
目的は、姫野先生の住んでいるところを探して会いたい、どうすればいいかという相談。
純子は、この人を探していると姫野先生の情報を動画で配信して探す、聞きまわって探す、探偵を雇う、そのくらいと答えます。
でも動画の配信は壮太郎の嫌いなSNSを使う、と心配そう。
ですが、壮太郎は自ら動画に出演し、姫野先生を探し出そうとします。
純子の協力の下、病室で動画撮影を始めます。
ただ、途中で気持ちが変わります。
自分が会いたいからと言って、相手の情報を動画で広めるのは間違っている。
壮太郎は、自分の想いをありのまま伝えます。
「探しているお世話になったあの人にも、俺のせいで不安にしたあの人にも、一緒にいる人たちのこと全部知ってる気になって綺麗事ばかりでごめんなさい。高校の時のような後悔をしたくないし誰も疑いたくない。俺にとって先生やみんなは最高です」
自分の考え方を振り返り、反省し、ただ心から言えるのは、自分にとって先生や仲間たちは最高!!ってこと。
この動画配信の場面も、すごく感動しました。
姫野先生との再会
動画を見た人から、姫野先生の住所を伝えるDMがありました。
壮太郎は、ミズキビルで別れることになったゆまに電話し、自分たちのことはひとまず置いておいて、一緒に姫野先生に会いに行こうと訪ねます。
2人は姫野先生の住んでいるところ(団地)で長い時間待ち続け、とうとう姫野先生に会うことが出来ました。
姫野先生は、大学時代に息子のマサトくんを妊娠し、そのことを彼に伝えると連絡がとぎれ、そのまま大学を辞めることになったそうです。
未婚の母の道を選んだわけですね。
出産後、マサトくんを育てながら働いていたのですが、務めていた店がつぶれ、子供に理解のあった職場だったので生活が成り立たなくなり、新しい仕事を探したけれど見つからず、追い詰められて悩んでいる時に大学の同級生が教員免許をとり、教員免許状をSNSに投稿しているのを見つけます。
それをもとに教員免許状を作成し、壮太郎たちの高校に教師として務めることになったということでした。
お金を得る目的だけなら、他の仕事もあった。でも、私はやっぱり教師になりたかったんだと思う。と振り返る姫野先生。
壮太郎とゆまは、聞きにくいことを姫野先生に質問します。
・先生は百万円社長ですか?
・先生は僕たちのことを憎んでいますか?
百万円社長のことは知らないし、みんなのことも恨んでいない、こう話している姫野先生に嘘は無いように見えました。
壮太郎に姫野先生の住所をDMで教えたのは息子のマサトくんで、マサトくん曰く、母さんはあんたたちのことをよく話している、と。
姫野先生は現在はスーパーの裏で食品管理の仕事をし、自分に嘘をつかずマサトと向き合って暮らせているから、高校時代のことは、すごく迷惑をかけたけどあれ(自分に教員免許状がないことがバレてクビになったこと)でよかったと、吹っ切れているようでした。
壮太郎、ゆま、姫野先生、マサトくんはそのあとすっかり打ち解けて、ごっちんレシピで作っているというたこ焼きとビール(&ジュース?)で楽しい時間を過ごすのでした。
姫野先生が実はシングルマザーで、大学時代に音信不通になった彼氏がいたということが新たにわかりました。
その元カレがミズキ?と考えることもできる訳ですが・・・
ミズキはかなり有名なU Tuberという設定ですし、姫野先生もミズキの存在は知っているだろうと思います。
おちゃちゃのCMに出ているくらいですからね。もし実際に元カレなら、ミズキから養育費をもらって安定した生活を送っているかも。
そんな気配は無かったし・・・
姫野先生が恨みを晴らすために百万円社長をやっているという線も消えました。
まとめると、
姫野先生、ミズキは百万円社長ではない
と言えると思います。なので、犯人候補から除外します!
犯人と接触か?
姫野先生は犯人ではない、と確信して、シェアハウス(もうシェアしてないけど)に戻ってきたふたり。
家の前のベンチで話をします。
お互いなにか言いかけて、どうぞと譲り合っている時に、同じタイミングでごめんなさいと謝ります。
ゆま「壮太郎くんは謝ることない。私が疑ったせいだし」
壮太郎「結局、百万円社長が誰なのか、誰が嫌がらせしているのか説得力ゼロだけど、もう悲しい思いさせない」
と、言いかけたところでゆまは壮太郎にキスをしました。
ゆま「ずっと一緒にいて、もう絶対離さないで」
壮太郎「今日はもっと一緒にいたい・・・」
壮太郎とゆまは、家に入ります。
そこには驚いた様子の新藤がいました。
ん?なんで新藤、そんなに驚いているの。雪乃
新藤「お前とちゃんと話をしようと思って・・・」
新藤は、壮太郎に話がある様子。
ふたりで奥の部屋へ移動し、ゆまはリビングで待ちます。
椅子に座り、ゆまは、マユに「姫野先生と会ってきた」とLINEをした瞬間、
ゆまは、後ろから袋(催眠ガスか何かが入ってる?)を被せられ意識を失ってしまいました。
時間が経ち、揺さぶられ目を覚ますゆま。
床の上に、顔から血を出して新藤が倒れていました。
ゆまは、助けようと動くと、手足が椅子に拘束されていました。
そして、怖い顔をしてゆまの前に座る壮太郎。
壮太郎「もう全部終わりだ。まだわからないの?百万円社長は俺なんだよ。」
考察
壮太郎、どうしちゃったの。
驚き、悲しみ、ショック。うーん、心がざわついて、落ち着かない。
気持ちを切り替えて考察です。
最後の急展開で、ゆまが拘束されたり、血まみれの新藤が倒れていたり、壮太郎が自白したりと壮太郎が犯人へのルートを一直線に突き進んでいるように見えますが、壮太郎は犯人ではないと考えます。
予告ではゆまの首を絞めてましたが、絞めてましたがっ、、、壮太郎は犯人ではない。
犯人はゆまだと思います。
ゆまは、精神を病んでいる、と仮設を立てます。
マユは新藤が演じていて、ゆまをこっそり支えていると考えます。
壮太郎はゆまに、自分の行いの罪深さをわかってもらおうと、迫真の演技でゆまに向き合っているのではないでしょうか。
新藤も壮太郎に協力して、殴られて血まみれになった演技をしている。
壮太郎がゆまを連れて帰ってきた時、新藤は犯人のゆまが来たことにきっと驚いていた。
壮太郎と新藤はゆまの犯行と気づいてから、ゆまを正気に戻すために、他のいつめんも欺いて、計画をたてたのではと推測します。
壮太郎が犯人とは、どうしても思えないんです。
あのまっすぐさでいつめんを陥れていたとはとうてい思えない。物語が成立しないし破綻する。。。
ものすごく壮太郎が怪しいことになっているけれど、ここはふんばって他の可能性を探してみました。
ゆまが犯人と推理します。
数日後の最終回が本当に楽しみです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。