新型コロナウイルス感染者ゼロの県で競い合ってきた「田舎選手権」(田舎センバツ)。

不謹慎と思う方もいらっしゃるでしょうが、感染者を出していない県をずっと応援し、見守り続けてきた人も多かったのではないでしょうか。

今回、とうとう決着がつきました。

感染者ゼロで生き残ってきた2つの県、鳥取と岩手。

2020年4月10日、鳥取県・鳥取市が県内で初めて新型コロナウイルス感染者を出したことにより、敗退。

ここで、「田舎選手権」の優勝者は、岩手県に決定しました。

鳥取も岩手と共に優勝してほしかったです。

今回は、岩手県と鳥取県の現状と、県民の声を調べました。

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新型コロナウイルス感染者が鳥取県で確認される

鳥取県と鳥取市は4月10日夜、鳥取市内の60歳代の無職男性が県内で初めて新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

発表によると、男性は7日の夕方から37度の発熱や胸の痛みなどを訴え、10日に市保健所内の「発熱・帰国者・接触者相談センター」に連絡しました。

検査を実施し、陽性反応が出ます。

市内にある感染症指定医療機関の県立中央病院に入院したものの、軽症で、自力で歩くこともできるとのこと。

この男性は3月23~31日にかけて5回、鳥取市の「鳥取砂丘 砂の美術館」で砂像を制作するために10か国から来県していた外国人17人鳥取市中心部の別々の飲食店に案内し、注文を取り次ぐなどしていました。

男性には直近に海外渡航歴や感染拡大地域への訪問歴がないため、案内の際に感染した可能性もあるとみられています。

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新型コロナウイルス感染者が確認されたことによる県民の反応は?

鳥取県で新型コロナウイルス感染者が確認された報道を読んだ時、「鳥取砂丘 砂の美術館」に行った時の、素晴らしい砂の彫刻を思い出しました。

緻密な砂の彫刻の数々。しかも、砂と水だけで作られていると初めて知った時は驚きました。

壊れやすい砂で、ここまで細かい作品が作れるなんて、と、本当に信じられない気持ちでした。

今回の感染者の60代男性は、「鳥取砂丘 砂の美術館」で砂像を制作するために来日した外国人をアテンドしていたようです。

男性には海外渡航歴や感染拡大地域への訪問歴が無いということで、外国人から感染した可能性が高いと考えられています。

「鳥取砂丘 砂の美術館」の素晴らしさを知っているだけに複雑な気持ちですが、やはり海外から来た人たちからの感染は確率が高く深刻で、かなり用心しなければいけないことだったと思います。

この時期の受け入れは、非常に危険な行為だったのではないでしょうか。

鳥取県の感染防止の工夫や努力も報道で知らされていて、地道な活動の中、これ以上感染が拡大されないことと、感染者の少しでも早い回復を願います。

平和な状況になったら、また鳥取に行ったり、「鳥取砂丘 砂の美術館」で素晴らしい作品を見たいです。

「鳥取砂丘 砂の美術館」 砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年海外各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示しています。

PCR検査の実施人数・感染者数・陽性率【4月11日時点】は、こうなっているようです。

鳥取県 299人 1人 0.3%

島根県 205人 6人 2.9%

岡山県 595人 16人 2.7%

広島県 1,754人 31人 1.8%

山口県 557人 19人 3.4%

 

鳥取県の感染者数が現状維持になることを願います。

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「田舎選手権」岩手県が優勝!現状は?

新型コロナウイルスの感染者が確認されていないのは、全国で岩手県のみとなりました。

本州で最も面積が広い一方、人口密度が低いことなどが「感染者ゼロ県」の背景にあると考えられますが、医療関係者は「いつ患者が出てもおかしくない」と警戒を強めています。

「他地域への往来は控えていただくようお願いします」。首都圏など7都府県に緊急事態宣言が出た7日、達増拓也・岩手県知事はこうコメントを出しています。

感染を防ごうと、それ以前から首都圏からの来県者だけでなく、首都圏に1泊した県民に対しても2週間の外出自粛を要請してきました。

ただ、県独自の取り組みがあるわけではなく、3密(密閉、密集、密接)の回避や丁寧な手洗いなど、あくまで一般的なものとなっています。

このまま、岩手県は感染者ゼロをキープできるでしょうか。

様々な懸念がある中(特に、岩手にはもう感染者がいるのではという意見が多い)新しい工夫や政策が必要になるかもしれません。

 岩手県の人たちの不安や疑惑や憤りが伝わってきます。

私は京都に住んでいます。観光地ですがかなり静かです。(京都観光を控えてほしいと市長が訴えもしてましたしね)

用事で四条(京都で最も賑やかな場所の1つ)に行きましたが、人通りは激減していました(良かった・・・)

京都は1月の段階ですでに感染者を出していますが、その頃は中国人観光客を接客している人などが多かったと思います。

その後、京都産業大学の卒業生から広まったりなどのニュースがありました。

デマもありました。京都大学病院の研修生が飲み会をして感染したとか話が流されたり(病院側が否定の声明を出していました)京都もいろいろあります。

緊急事態宣言の対象地域に追加する要望は実現しませんでしたし。

今、飲食店で働いていますが、お店は当分の間休業となりました。(テイクアウトもデリバリーも無い店なので、お客がほとんど来なくて閉めるしかない状況)

2020年4月13日現在、京都の町はしとしと雨が振り続けています。

新型コロナウイルスの少しでも早い収束と、岩手県が感染者ゼロをキープ及び県民のみなさんが安心できるような情報が流れてくることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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