
熊本県の野菜が巨大化しているという問題が、『月曜から夜ふかし』で取り上げられました。
いったいどういうことなのでしょうか?
今回は、熊本県の巨大化する野菜について調べました。
熊本県の野菜はなぜ巨大化した?
熊本県の野菜はなぜ巨大化したか。その理由は昨年12月、温暖な太平洋高気圧に覆われ暖冬になったことによる影響でした。
番組では、熊本県 菊陽町で取材を行っていました。
小松菜が約4倍に成長し、白菜も大根もみんな巨大!
なぜか、町の野菜が巨大化する現象が起きていました。農家のかたは喜んでいるのでしょうか?
自営農家 髙森俊信さん「逆効果。逆に大き過ぎて出荷する前に、出荷する箱の中に乗り切らない。新しい箱を作ったりコストがかかる」
野菜の巨大化は、農家のみなさんを困らせているようです。
別の農家のお母さんにききました。
「製品は見た目重視。映えるのはM(通常)サイズ。大きくなり過ぎて商品価値がない。近くの直売所で売るぐらい・・・」
残念ながら、処分される野菜も大量になっています。
髙森俊信さんは、「自分たちが作ったモノなんで悲しい」とおっしゃっていました。
番組では、“常に野菜を求めている人を知っている。捨ててしまうなら我々が引き取り、あの人にプレゼント”
として、野菜不足のよっちゃんに野菜を贈り調理してもらうことに。
よっちゃんは、オシャレでイカスおじさんです。
よっちゃん「でけえ。こんなでけえ白菜見たの初めて」
スタッフ「早速、料理しますか?今日は前回と違う料理を作って欲しい」
前回よっちゃんは野菜ちゃんこを作っています。今回はどんな料理が出来上がるのでしょう?
よっちゃんは恒例の、洗剤で野菜を洗うことから始めます。
よっちゃん「イイ匂いするよ、新鮮な野菜」
洗った大根を、「薄く切る事によって、火の通りが良くなってふにゃ~っと柔らかくなる」
他の野菜も細かく刻んで、鍋に投入します。
煮込むのを待っているとよっちゃんからコメントが。
「ありがとう。前回からちょこちょこと野菜を。やっぱし野菜食わなくちゃダメ」
私は前回のよっちゃん登場の放送を観ていないのですが、最近のよっちゃんはインスタントラーメンを減らし、野菜を食べる日を増やしているそうです(何情報・・・)
金髪のウィッグ?のおじさんよっちゃん、どんな人なんだろう。
20分後、よっちゃんの料理が出来上がりました。
よっちゃんは湯呑みに昆布つゆとお酒と水を入れて(火にかけてアルコール分を飛ばすことをせずに)くたくたと煮た野菜を付けて食べました。
そう、今回のお料理は野菜しゃぶしゃぶでした!(前回の野菜ちゃんこと呼び方が変わっただけ)
よっちゃん「美味い。胃が「野菜はイイなぁ」喜んでる」
ダジャレ??
野菜を美味しく食べてる人を見るのは良いなぁと思いました。
よっちゃんはこのあと、野菜をくれた農家さんにiPadでちゃんとお礼の言葉を伝えていました。
岐阜でも野菜が巨大化?
熊本県の野菜巨大化問題をみてきましたが、他の県はどうなんだろうと疑問が。
調べてみると、岐阜県でも野菜が巨大化しているようです。
時期は、熊本県と同じ昨年の12月。
下呂温泉で有名な岐阜県下呂市内で、巨大サイズの野菜が収穫されたそうです。
他にも、季節外れのブルーベリーの花が咲いたりと、いつもとちがうことが起こっている様子。
見つけた人たちは「なぜ?」と首をひねっているそうです。
巨大な野菜が豊作だったのは、同市の今井實さん(71)の自家用の畑。
重さが5.3キロのダイコンや6.3キロのカブ、4.4キロのサツマイモなどが次々と収穫されたとか。
出典:岐阜新聞
一部は近所の人や、営んでいる薬店の客に配るなどしたそうです。
「たまに大きな野菜が採れるが、これだけ多いのは初めて」と今井さん。
また、同じく下呂市の今井通子さん(66)の畑に植えられたブルーベリーの木4本のうち1本に、12月になって花が咲き、つぼみも多くついています。
ブルーベリーの開花時期は4月ごろとされ、「こんなことは初めて」と首をひねる。
これも、温暖化が理由なのかもしれませんね。
まとめ
温暖化の影響で、熊本県の菊陽町で野菜の巨大化が起こっていました。
サイズが大きすぎて、箱に入らずコストがかかって困っているといいます。
廃棄処分も大量に出て、農家さんは悲しい思いをしていました。
岐阜県下呂市でも野菜が巨大化していて、こちらは温暖化が影響しているかどうかは不明です。
私は、みかんの豊作貧乏を思い出しました。
たくさん採れ過ぎたり、大きすぎても生産者の皆さんは大変ですね。
野菜も果物も、順調に育ち収穫され、農家の皆さんのご苦労が実を結びますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。