2020年4月23日、女優の岡江久美子さんが都内の病院で新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなられたというニュースがありました。

63歳でした。

岡江久美子さんは、明るく元気で知的なしっかりものというイメージでした。

ドラマ「天までとどけ」のお母さん役も印象に残っていますが、生活情報番組の「はなまるマーケット」も長年(17年半!)MCを務めておられたので、強く記憶に残っています。

10歳年下の薬丸裕英さんと、毎日軽快なやりとりで私たちを楽しませてくれました。

生活に役立つ情報を毎日休むことなく届けてくれました。

今回は「はなまるマーケット」のパートナーだった薬丸裕英さんとの不仲説の噂と、番組が終了した本当の理由を調べました。

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岡江久美子と薬丸裕英の不仲説とは?

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「はなまるマーケット」17年半続いた人気番組でしたが、実は岡江久美子さん薬丸裕英さんの間に不仲説が流れていたそうです。

不仲説とは、どういった内容だったのでしょうか。

当時噂されていた不仲説、以下の4つです。

机の下で蹴り合っている
●岡江久美子が薬丸裕英を『ヅラ』を呼んでいた
●司会を務める岡江久美子と薬丸裕英の不仲が、制作側を長年悩ませていた
●大ざっぱな岡江と几帳面な薬丸の性格が合わず、口論が多々あった

後半の、「2人の不仲が制作側を悩ませていた」や「性格の違いで口論」というのはまだわかりますが、前半の「机の下で蹴り合っている」と「ヅラと呼ぶ」というのは、小学生じゃないんだし、ちょっとありえないですよね。

どこからともなくあらわれたこの不仲説について、岡江久美子さんと薬丸裕英さんは番組終了後のインタビューで笑い飛ばしています。

「なんでですかねえ? ある雑誌には『机の下で蹴り合っている』と書かれました(笑)。常識的に考えて蹴らないですよね。私が薬丸君を『ヅラ』と呼んでいるという記事も出た。カツラという噂を聞いた私が冗談半分で『ヅラなの?』と聞いたことはあったかもしれませんが(笑)、彼はヅラじゃありませんよ。

 ホントに薬丸君とは仲がよかったんですよ。私がポンポン発言して、10歳下の薬丸君がフォローしてくれるという関係がずっと続いたんですから。毎年、お互いの誕生日にはプレゼントし合っていましたし。薬丸君は家族が多いから私がおこめ券を贈ったり、薬丸君からは『夫婦で飲んで下さい』と高価なワインをもらったこともあります。番組10年目の時は、奮発してエルメスのティッシュボックスを贈りました。実は、今年のクリスマスも薬丸邸に招待されているんです」

引用:文春オンライン

 

明るく笑い飛ばす岡江久美子さんが目に浮かびますね。

本当に不仲だったら、いくら女優さんでもあんなに楽しげな演技を毎日毎日できなかったのでは。

薬丸裕英さんも「この記事を読んで、信じてる方がいらっしゃったってことですよね」と驚いていたとのこと。

いつも家族ぐるみでの交流があり、プレゼントを贈り合ったり自宅に招待していた仲ということで、不仲説はデマだということが分かりました。

確かに性格は正反対っぽいですが、番組を見ていても嫌な雰囲気はまるでなかったですよね。

岡江久美子さん、最高。ほんと気さくな女優さんですよね。

これ見るだけでも笑いが止まりません。

逆に、この雰囲気で不仲説がどこから来たのか不思議です。

薬丸さんのインスタグラムを拝見しても、岡江久美子さんとの信頼関係や絆を感じます。

この投稿をInstagramで見る

 

岡江久美子さん 新型コロナウィルスで死去 . 突然かつ衝撃のニュースに 震えが止まりませんでした。 . 信じられないし、信じたくない。 . はなまるマーケットで お世話になって17年半 . 芸能生活38年の中で 一番長く一緒にお仕事をさせていただき プライベートでも仲良くさせていただきました。 . 今はこの事態を冷静に受け止めることができず、 心が乱れ、言葉も出てきません。 . 私ですらこの状態ですから、 大和田獏さんと大和田美帆さんのお気持ちを思うと、 その苦しさや悔しさ等は 本当に計り知れないものと思われ、 言葉になりません。。。

薬丸裕英(@hirohide.yakumaru)がシェアした投稿 –

辛い気持ちが伝わってきます。

新型コロナウイルス、みんなで早く収束させたい!!

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岡江久美子と薬丸裕英の不仲説は自分たちで流した!?

岡江久美子さんは「はなまるマーケット」が終了する直前、番組内で爆弾発言をします。

「あの記事ね、本当は私達が流したの!」

それを笑顔でひろう薬丸さん。

「そういう計算だったらすごいですよね!」

その理由というのが、不仲説が意外なところで番組の助けになっていた、ということなんだそうです。

「岡江&薬丸東京散歩(秘)トーク」企画内で、一部で報じられた“机の下の蹴り合い”について薬丸は
「この記事を読んで、信じてる方がいらっしゃったってことですよね」
と驚きつつ、
「でも、我々も助けられた部分もあるんですよ。
17年間の中で(岡江との関係で)浮き沈みが正直あったワケですよ。
こうなって(下がっている)いる時に、その記事が出て、そこから視聴率が良くなったんですよ」
と回顧。

引用元:ORICON NEWS

17年半の長い期間続いた番組の歴史の中で、視聴率が低迷してしまった時期があったそうです。

その時に偶然にも不仲説が流れたことによって、逆に視聴率が回復したという・・・!

なにが幸運に結びつくかわからないですよね。

そして「自分たちで噂を流した」というジョークまで言えてしまう「はなまるマーケット」メンバー!

本当に仲が良かったんだなと感じます。

そうでないと言えないセリフじゃないかなぁ。

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はなまるマーケットが長続きした理由は?

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「はなまるマーケット」が17年半も長く続いた理由には、視聴率がよかったというのはもちろんあると思います。

しかしそれ以外にも理由があるのだとか?

また、17年半二人で続けてこられた秘訣に薬丸は
「なんだかんだで、岡江さんが引っ張ってくださった。
僕やスタッフたちにとって、岡江さんは、はなまるの太陽だった」
と感謝し、
「17年半恋愛関係に陥らなかったから、長続きしたというのもありますよね」
と話すと、岡江も
「毎日会ってドキドキしてたら死んじゃうよね」
と笑わせた。

引用元:ORICON NEWS

その理由は、17年半、恋愛関係に陥らなかったからというものでした。

「毎日会ってドキドキしてたら死んじゃうよね」

と返す岡江さん。

さすがに息ピッタリ!

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はなまるマーケット終了の本当の理由とは?

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「はなまるマーケット」が終了した理由は、過去のNEWポストセブンで明かされていました。

『はなまる』の終了は、岡江さんからの降板希望が発端でした。

番組としては“岡江さんと薬丸さんが揃っての『はなまる』だったので、片方が降板するなら続ける意味がない”ということで、そのまま終了することになった。

当時、岡江さんは90才になるお母さまの介護を抱えていて“もっと母の側にいてあげたい”というのが理由でした。
お父さまはその10年ほど前に亡くなっていて、以来、岡江さんはひとり暮らしになったお母さまのお世話を続けていたそうです。

引用元:NEWポストセブン

「はなまるマーケット」が終了した理由は、岡江久美子さんのお母様の介護のためだったのですね。

岡江さんは『はなまる』で忙しいにもかかわらず、毎日、隣家に住むお母さんに食事を作りにいっていました。
夫の大和田獏さんがお母さんと手をつないで、散歩をすることもありました。
近所の人から声をかけられると“リハビリで散歩しているんですよ”なんて話していたそうです。
娘の美帆ちゃん(大和田美帆)も介護士の資格まで取って、おばあちゃんの面倒を見ていました。
両親が忙しかったので、あの子は“おばあちゃんに育てられた”と言えるくらいのおばあちゃんっ子ですからね。
まさに家族ぐるみで介護をしていたんです。

引用元:NEWポストセブン

「はなまるマーケット」の放送期間中からずっとお母様の介護にあたっていた岡江久美子さん。

かなりお忙しかったことと思います。

その中で、“もっと母の側にいてあげたい”という想いが強くなっていたんですね。

心優しい岡江久美子さん。

後悔しないためにも、良い決断だったのではないでしょうか。

まとめ

岡江久美子さんと薬丸裕英さんの不仲説、そして「はなまるマーケット」終了の理由についてまとめました。

お二人の、はなまるでの不仲説はデマだということがわかりました。

薬丸裕英さんからのコメントからも、お互いに信頼しあえるとても良い仕事のパートナーであったことが伺えます。

岡江久美子さんのあの明るい人柄が見れないと思うと、本当に寂しいです。

番組終了の理由も介護と、不仲説とはまったく関係のないものでした。

岡江さんが天国に逝ってしまわれて、薬丸さんもお辛いことと思います。

岡江久美子さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。

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