ミュージシャンで映画監督、脚本家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんが、2020年開催のパラリンピックで、開会式の演出を手掛けることが発表されました。
この記事では、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと奥さんである女優・緒川たまきさんの馴れ初めやお子さんについてと、おふたりのプロフィールをご紹介していきます。
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきの馴れ初めは?
2009年3月に、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと緒川たまきさんは結婚されています。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが46歳、緒川たまきさんが37歳のときでした。
おふたりは2007年に、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが主宰する「劇団ナイロン100°」に、緒川たまきさんが客演したことがキッカケで知り合われました。
その後「どん底」や「しとやかな獣」等3本の舞台に参加し共作していくうちに、お互いの才能を認め合い、自然に結婚に至ったとか。
入籍されたときの、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのコメントがこちらです。
こうした発表をした経験がないので、どう切り出すべきか困惑気味ですが、普通にこう切り出すとすれば、私、ケラリーノ・サンドロヴィッチは本日付けで、緒川たまきさんと入籍致しました。
これまでの人生で、周囲からさんざん、
「結婚するタイプの人間ではなさそう」だの
「結婚は似合わない」だの
「きっと結婚したら駄目になる」だのと言われ続けてきた私と
「あなたは結婚なんかしちゃったら謎が減るから損」だの
「あなたは結婚なんかしなくてもひとりで楽しく生きていけそう」だの
「結婚するなら70歳くらいになってからかなぁ」だのと言われ続けたり自分で言い続けてきた緒川さん。
そんなふたりが、まったく悩むことなく結婚を決めました。
もちろんこの歳ですから、「ノリで」というわけではありませんが、どちらからとでもなくそうすることになったとしか言いようがありません。
彼女には、一昨年の5月、ナイロン100℃の公演に客演してもらって以来、昨年の4月の「どん底」、そして昨年12月から今年1月にかけての「しとやかな獣」と、三本の舞台を共に作ってきました。
とても素晴らしい女優さんです。
これからも、女優と演出家としての共同作業は続けていきたいと思っております。続けないテはないですから。
そんなわけで、
「ほらやっぱり駄目になった」
と言われないよう、助け合いながら、そして楽しみながら、これからの人生を二人で分かち合っていきたいと思っております。
やはりこうした報告は「ですます調」でなければまずいだろうと思い、今日だけ全文ですます調で書いております。一人称もバランスの都合から、いつもの「俺」ではなく「私」にしてみましたが、いかがでしょう。
今後とも
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきをよろしくお願いしたいのです。
以上、ご報告まで。
引用:http://blog.livedoor.jp/keralino/archives/65226994.html
もともと、お互いにまわりから相当、結婚についてネガティブなことを言われていたようですが、まったく悩むことなく結婚を決めましたとあるように、相性がいいのでしょうね。
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきに子供はいる?
2009年に正式に結婚し、10年以上経過しますが、おふたりにお子さんはいないようです。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが46歳、緒川たまきさんが37歳のときの結婚で、晩婚ということやお仕事のこともあり、子供のいない人生を選択されたのかもしれません。
ケラリーノ・サンドロヴィッチのプロフィール
こちらがプロフィールです。
名前:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
本名:小林一三(こばやし かずみ)
別名:ケラ(KERA)
生年月日:1963年1月3日(2019年12月現在56歳)
出身:東京都
血液型:A型
ケラリーノ・サンドロヴィッチの生い立ち
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんは一人っ子で、父親はジャズ・ミュージシャンでした。
職業柄、芸能人や特に日本のコメディ界を代表する由利徹さんなどが周りにいつもいたそうです。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんは子供の頃に、エノケンさんに抱かれている写真もあります。
そんなジャズが毎日流れるような生活をし、有名人も周りにたくさんいる環境の中で、たまたまチャップリンの映画に出会い、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんは映画の世界に入っていきました。
父親の影響はかなり大きいと思います。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんは、母親とは中学一年までしか一緒に暮らしたことがないそうです。
母親は中一のときに家を出て行って、父親と2人暮らしが始まりました。
母親とは年に1、2回、電話で話すくらいの関係で、自分と父親を捨てて出て行ったという思いが強く、10代の頃は「許せない」気持ちが強かったとか。
ですが、母親が病気でもう長く生きられないと聞いて、27年ぶりにお見舞いに行き、その2週間後に、亡くなってしまいました。
その時に感じたことを詞にしたのが、「Long Goodbye」で、告別式の帰りに歌詞を書いたそうです。
母の日か。母と共に暮らしていたのは中学一年までで、俺はジャズを貫き通そうとしていた父親を擁護したいが為、それに反対していた母を咎める気持ちになることが多かったが、もちろん優しい時もあった。たまには母のことを思い出そう。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) May 12, 2013
父親は59歳で亡くなり、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが25歳のときでした。
父親が亡くなると天涯孤独となり、結婚するまで家族は誰もいなかったそうです。
祖父も50代で亡くなっていて、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん自身も現在50代。
一日の大事さや、人生の短さを感じ、日々を大切に生きているといいます。
父親に聞かせたかった、と話しているエノケンや二村定一さんのようなジャズのアルバム、『Brown, White & Black』を2016年1月にリリースしています。
緒川たまきのプロフィール
緒川たまきさんのプロフィールはこちらです。
名前:緒川たまき
本名:小林典子(旧姓:佐川典子)
生年月日:1972年2月11日
出生地:山口県徳山市
出身:広島県
血液型:B型
黒髪ショートヘアで、美しい女優さんというイメージがあります。
緒川たまきの生い立ち
緒川たまきさんは、カメラ、文学、映画に加え、
ネットで、「完璧人間、緒川たまき」というフレーズがあるほど、多彩な人です。
緒川たまきさんが生まれたのは1972年2月
緒川たまきさんは、父親の仕事の関係で何度も引っ越しを経験しています。
・生まれて1年もしないうちに両親の出身地である、
・小学校に上がる少し前に東京の練馬区に引っ越し。ここで小学校
・5年生で広島県広島市に引っ越す。
・中学入学のタイミングで広島の福山市に引っ越し、
・高校卒業後に18歳で上京する。
生まれてから上京するまでに、山口→島根→東京→
この引っ越しの多さは、きっと緒川たまきさんの人格に少なからず影響を与えたのではと思います。
彼女の特徴である「
友達がいなくなり、目に馴染んだ風景がなくなる中で、どこに行ってもいなくならない「
今日は10回目の結婚記念日じゃい。鈴婚式というらしい。緒川さんいつもありがとう。これからもよろしく。 pic.twitter.com/vQoYY7cfJb
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) March 6, 2019
ご主人のケラリーノ・サンドロヴィッチさんと音楽や舞台など、お互いの大切な分野で深く理解しあっている、理想的なご夫婦のように感じます。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのパラリンピックの開会式の演出、楽しみに待ちたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。