2019年12月20日に完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が日米同時公開されます。

昔からずっと「スター・ウォーズ」を映画館に観に行って、好きなのはダース・ベイダー（アナキン・スカイウォーカー）とヨーダです。

今回初めて、大好きな「スター・ウォーズ」の感想を述べさせていただきます。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」やその次の作品「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の内容に触れます。ネタバレ注意☆ですので、大丈夫な方は先に進んでくださいね。

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「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」感想

好きなシーンを順番にあげていきたいと思います。

オープニング

いきなりオープニングなのですが、この高揚感たまりません。毎回毎回、オープニングでちょっと涙が。

今回の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では、

  • ルークが消えた。
  • ファースト・オーダーが生まれ出た。
  • 最後のジェダイである、ルークの抹殺が企てられている。
  • レイアが兄ルークを探している。

こういった背景がわかります。

惑星ジャクーで生きるレイ

    レイは美しい少女。

    過酷な環境である惑星ジャクーでガラクタを集め、それを生活の糧にしています。

    レイが食べているポーションパン、粉末を液体に溶かすとブクブクーーっとパンになるって面白いですよね。

    なんと、このポーションパン、レシピが発案されているんです。1分ほどで出来上がる手軽なパン。

    ちょっと、作ってみたくなりました。

    レイとBB-8のやり取りもいいですよね。（ちなみに、J.J.エイブラムス監督が紙に丸を二つ描いて、Bや8みたいなのでBB-8という名前になったそうです）

    ドロイドはもちろん生き物ではないし、感情はないはずなのですが（C-3POはどうなんでしょう、感情豊かな気が・・・）BB-8の主人を思う気持ちとか、使命に必死な雰囲気がレイの心を動かしたのでしょうか、人間とドロイドは通じ合っていますよね。

    スター・ウォーズシリーズは、「ローグワン」で傷ついたドロイドを必死に救い出そうとするシーンが記憶に新しいです。

    ドロイドとの絆もジン・・とさせますよね。

    ファースト・オーダーの元から逃走してきたフィンとレイの出会いのシーンも好きです。

    会ってすぐの、しかもBB-8の主人の服を来ている怪しい男のフィンがレイに自分を信じさせるところ。

    話し方、目線、張り詰めるほどの真剣さ。

    もし自分が窮地に立っている時、会ったばかりの見知らぬ相手に信じてもらえることが出来るだろうか、なんて想像したり。

    ネット上にもこの時のフィンのコミュ力が話題になっていました。

    そのくらい魅力的なシーンです。

    ミレニアムファルコン号

    まず、言わずもがなの名セリフから。

    「チューイ、我が家だ」

    ぎゃーーー、ハン・ソローーーー！ぎゃーーーー！

    感動と興奮が入り乱れます。

    映画館ではそれを必死に堪えていたという。

    でも本当に、たまりません。お帰り、お帰りなさい！！

    機械に強いレイもいい。

    「やれば出来る、きっと出来る」

    メンタルの強さも観ていて心地いい。

    ミレニアムファルコンの飛行シーンで、巨体が大きく傾いたり、回転するとこちらの身体も微妙に動く。。。

    ジョージ・ルーカスがハンバーガーを食べている時に思いついた形だそうですね、ミレニアムファルコン号。

    確かに丸い。魅惑的な宇宙船です。

    スノーク最高指導者

    ダース・シディアスにしろスノークにしろ、なんであんな不気味な外見なんでしょうね。（映画なのは置いといて）

    現実の悪い人や組織って、見た目は不気味じゃない場合が多いじゃないですか。

    育った環境とかで悪事に身を染めるとか、良い行いをしつつキレイ事ばかりではやっていけないから清濁併せ呑む感じで悪の行為も行ってしまうという風になるけれど、スター・ウォーズの世界では、悪いことやってる奴らは悪いことしかやってないのかな？

    スノークは陰ではたくさんの一般民衆を食べさせている良い政治を行っているとか？

    それとも、強制労働させて、軍事力拡大ばかりしてるの？

    スノークは、何が楽しくて生きてるんでしょう。

    とにかく、「あんなキモい上司、絶対イヤだ」と観てて思うのでした。

    悪いことやってる奴が不気味な外見になるのが、現実世界でもあったら、政治家とかどんな見た目になるのかなー。

    大義名分なんて掲げられないほどの“悪”な姿をしているダークサイドの存在達。

    というか、自分たちでダーク言ってるし。悪いって自覚してるんだよね？わかっててやってる？それなのによく人民を掌握できるね、たくさんのストームトルーパーや帝国側の人間たちの。

    フォースの光と闇、考えてみれば境界線は難しいかも。

    どこで線引されて、こっからダークサイドってなるのかな。

    いいことも悪いこともやってたら、ダークサイド？

    ジェダイ・マスターになるには、本当に聖人でないと無理？まるでローマ教皇のような大きな存在と捉えればいい？

    考え出すと、意外に深いですよね。

    レイとカイロ・レン

    レイとカイロ・レンはエモいシーンが多いです。

    お互いのフォースを通じて、強く引き合う、関わらずにはいられない。

    レイがなぜ強いフォースを持っているのか、実は次回作でも謎のままなんです。

    ただ、きっとフォースは男女の体力や筋力の違いを問わず、対等に戦う力となるのでしょう。

    その設定（おそらく）はとてもいい。

    あくまで、己のフォースとフォースの闘い。（メンタル面が重要なので、闘の字を用いました）

    個人的には、レイもカイロ・レンももっと修行に励むシーンがあってもいいな。

    フォースはたまたま素質があっただけで使いこなせたり、大きな技に結びつく訳ではないので。

    それにしても、私はダース・ベイダーが好きなので、カイロ・レンの悪一辺倒の内面にはかなり失望しました。

    父殺し、という、スター・ウォーズの底に流れる血脈のドロドロとしたものは充分に感じ、憤りを覚えました。

    ただ、初期3部作はダース・ベイダーのダークサイドに堕ちた理由はわからないまま観ていた訳ですが、ダース・ベイダーには悲哀のようなものを感じられた。

    カイロ・レンにはそれは無い。

    今はもう慣れたというか、そういう土台でのストーリーと思って気にならなくなりましたが、最初はカイロ・レンにもダークサイドに堕ちたどうしようもない背景があると期待して観たから。

    ダース・ベイダーは許されないことをしたけれど、辺境の貧しい星で母と慎ましく暮らしながら、やっとつかんだチャンスを活かそうと懸命になっているのに、まだ13歳で「歳を取りすぎている」とか色々言われて。

    そして、愛する母との別れはどんな人間でも辛い思い出になるのに決まっているのに、それがジェダイへと成長するのに懸念材料にされたり。

    ましてや、愛する女性が死ぬかもしれないという瀬戸際のどうしようもない不安なんて当たり前なのに、それを悪用された。

    素晴らしい師と出会い、鍛えてもらった日々さえも、流れを止めることは出来なかった。

    誘惑に負けてダークサイドに堕ちたと言うには、あまりにもな状況でしたよね、アナキン・スカイウォーカーは。

    そういった、実力も志もある人間が、歯車の掛け違いで悪の方向へ向かってしまう悲しさ、運命の残酷さを、新シリーズのカイロ・レンにも最初は期待してたんですよね。

    もういいんですが。

    でもこの、ダース・ベイダーがダークサイドに堕ちた抗いがたい理由は、私がスター・ウォーズの映画が好きな最大の理由の一つだと思っています。

    ルーク・スカイウォーカー

    「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のラスト、ルークが登場しました。

    友人ハン・ソロと妹レイアの息子、甥であるベン（カイロ・レン）を鍛え、育んでいたルーク。

    それが、ベンの裏切りにより大きな悲劇をもたらした。

    両親であるハン・ソロとレイアの絶望は計り知れないですが、ハン・ソロは「俺たちは自分たちの世界に逃げた」と厳しい言葉で過去を振り返っています。

    家族が新興宗教に洗脳され、何を言ってもどうにもならない状況を想像しました。

    自分の愛する家族間で譲り難い思想の違い。

    しかも、自分の息子が大きな犠牲を産む悪に手を染める。

    その絶望や、近くにいたのにどうにか出来なかったのかと自分を強く責めるルークの気持ちは、観ている者にも深い悲しみを与えます。

    個人的に、スター・ウォーズシリーズは子どもの頃からずっと観てきただけに、こういった運命や悲劇に対する感情移入はとても大きく、特別な映画だと思っています。

    また次回、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の感想記事を書きたいと思います。

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    「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」ネットの反応

    ここでいくつか、スター・ウォーズについての心躍るTwitterをいくつかご紹介して、終わりにしたいと思います。


    『 #フォースの覚醒 』のBB-8はCGやリモコン操作式ではなく、1体1体特徴が異なるパペットで撮影。デジタル加工は操作する人を消すために用いられました。完全なリモート操作式のBB-8は撮影に間に合わず、2015年4月のファンイベントでデビュー。 #スターウォーズ #金曜ロードSHOW #金曜ロードショー pic.twitter.com/2Gq8Q2j36z


    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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