人気漫才師のトミーズ雅さんが21日、早期の大腸がんで手術を受けたことを公表されました。
トミーズ雅さんが、MCを務める毎日放送の関西ローカルのレギュラー番組『せやねん!』にて電話出演し、大腸がんが判明した経緯や手術のことなどを話されました。
今回は、トミーズ雅さんが大腸がんを手術されるまでの経緯や手術された病院、また、仕事復帰はいつ頃になるのかを調べました。
トミーズ雅の大腸がんはどうやってわかった?
トミーズ雅さんは今年の2月、奥さんと沖縄へプロ野球キャンプを見に行きました。
その際ホテルのトイレで血便が出たそうで、ただ血便という言い方は生やさしく、
「血便というか血が出たのよ。ふいて分からんにしようとしたら、嫁さんが(便器の)縁に赤いのがついてて、『絶対病院行って』と」
・・・という状況だったそうです。
便器からふきとったものの、あっさり奥さんに発見されたのですね。
そのおかげで、奥さんに強く病院行きを勧められ、受診後「早期の大腸がん」に気づくことができました。
自分ではなかなか、病院に行こうと素早い行動はできませんが(仕事で忙しかったり、なにより億劫で、病院はいい場所ではないですし憂鬱というか・・・自分に言ってる部分もありますが)奥さんが病院で受診することを強く勧めてくれて、本当に良かったですよね。
そのおかげで早期発見出来たんだと思います。
奥さんは去年もトミーズ雅さんの異変に気づいていて、
昨年11月、数十万人に1人が患うとされる動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)で、右頭部のバイパス手術を受けた際も、「頭をさわって『なに、このドクドクしてんのは』って。2回助けられました」と妻に感謝。
引用:サンケイスポーツ
女性のカンや観察力は、本当にするどいと思います。
トミーズ雅の手術はどんな手術だった?
トミーズ雅さんが手術を受けたのは、3月17日でした。
がんは大腸に2ヶ所できており、離れた場所だったため腸を55センチ切除することに。14時間半の手術となりました。
「腸が届かへんようになるから先生がロボットで手術すんねんけど、届くように腸をはいでいくのよ。5時間くらいかけたら肛門に届いてん」
ただ、開腹手術ではなく、腹腔(ふくくう)鏡での手術だったといい、その分負担は軽減されたようです。
なので10日間の絶食が必要となるものの、ご自身がMCを務める番組『せやねん!』にて電話ではありますが出演を果たし、出演者や視聴者に大腸がんの説明を自分の声で伝えることができました。
手術翌日の18日から歩行のリハビリも始めているといいますから、すごいですね。
トミーズ雅さんは医師から「転移はありません」と言われたことも話されました。
相方のトミーズ健さんに電話すると「よかったな~、奥さん」と言われたことも暴露していました。
トミーズ健さんは雅さんの奥さんの話だと思っていたのですね。
「なんで、俺が嫁の話電話せなあかんねん」と、ツッコんでいました。
とにかく、無事に手術が終わってよかったです。
トミーズ雅が大腸がんの手術をした病院はどこ?
トミーズ雅さんが大腸がんの手術をした病院ですが、“大阪市内の病院”であることのみわかっています。
病院名がはっきりわかってしまうと、リハビリ中のトミーズ雅さんの迷惑になってしまいますもんね。
心無い人達が押し寄せるかもしれません。
昨年11月、動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)で右頭部のバイパス手術を受けた際は、大阪市浪速区にある社会医療法人寿会 富永病院に入院されました。
今回も、トミーズ雅さんの拠点である大阪の、アクセスに便利な大阪市内の病院で術後の生活を送られていると考えます。
トミーズ雅の仕事復帰はいつ頃になる?
大腸がんの14時間半におよぶ大手術を乗り越えたトミーズ雅さん。
リハビリや回復のために、3月いっぱいまでは入院をされる予定だそうです。
その後も治療に専念する方向性という事なので、退院した後もしばらくは療養生活を続ける可能性が高いと思われます。
大きな手術の後なので充分な時間をおくとして、仕事復帰は5月か6月以降になるのではないかと推測します。
今回の電話出演のように、肉声が聞けると視聴者は安心しますね。
所属事務所の吉本興業によると、経過は良好だが、仕事復帰の時期は未定ということになっています。
徐々に時間をかけて、決して急がず仕事復帰を果たして欲しいと思います。
私は関西在住なので、トミーズ雅さんの『せやねん!』は土曜日の朝の定番であり、テンションあがったり楽しい情報を知れたりと楽しみの1つです。
そういう関西人は多いと思います。
トミーズ雅さんが手術した3月17日の翌日18日に、トミーズ雅さんの娘さん(次女)が出産されたそうです。
手術は大変で心配な出来事だったでしょうし、今後も健康に気遣う日が続くでしょうが、出産という明るいニュースは家族みんなの頑張る励みになると思います。
娘さんたちと仲のいいイメージのトミーズ雅さん。
かつて、一緒にマラソン走ったり、親子の会話を大切にしていた印象です。(父と娘って難しいと思いますが)
新しい家族、可愛いお孫さんと遊んであげる元気なじいじになれるよう、順調な回復を願っています。
土曜の朝の象徴!?、『せやねん!』も楽しみにしています。
ここで、大腸がんを患われた著名人を調べてみました。
山本譲二(歌手 19年5月)
原口文仁(阪神タイガース捕手 19年1月)
村上弘明(俳優 18年2月)
財津和夫(歌手 17年6月)
大島康徳(元日本ハム監督 16年10月)
内田春菊(漫画家 16年4月)
ビリー・バンバン菅原進(14年5月)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト 02年)
寺内タケシ(ミュージシャン 01年11月)
近年、がん治療はかなり進化しており、手術後にすぐに退院して仕事に復帰したり、通院しながら闘病するというライフスタイルも当たり前のようになってきました。
こういった変化のなか、トミーズ雅さんの復帰はもう少し早くなってもおかしくないかもしれません。
また、このようなツイートを見かけました。
この人、毎年健康診断してなかったんだろうな。していればポリープの段階で処置できるのに。大腸癌は進行が遅いから健診で防げます。
トミーズ雅が早期の大腸がん公表 病院から電話出演 https://t.co/0UPmKHQ4H2
— 対馬 基 (@MotoiTsushima) March 21, 2020
血便が一度でも出たら即専門医へ相談することを強くおすすめします。こういう経験をした人は体験談だけでなく周囲への布教活動(無症状での早期検診早期発見)もして欲しいです(*´-`)
https://t.co/PVlA97H6FE— ピット (@chibikyu) March 21, 2020
毎年の健康診断は大切ですね。
大腸がんは進行が遅いので、健診で防げるということは、意識したほうがいいと思いました。
また、血便を軽く見てはいけないですね。
自分自身も含めて、健康診断や日々の生活を気をつけようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。