『ホンマでっか!?TV』にて緊急企画として、“今知りたい新型コロナウイルス”が放送されました。
▽感染予防で最も気を付けるべきこと▽なぜ動物から人に感染?感染力が強い理由▽AIが感染拡大の危険性を警告▽目からの飛沫感染注意▽ウイルスの弱点などなど・・・
新型コロナウイルスに関する様々な情報をご紹介します!
新型コロナウイルスは4月をピークに拡大!?
感染症対策・岡田晴恵先生を招いて、コロナウイルスに関する様々な情報が議論されました。
これから日本で新型コロナウイルスが広がって、4月をピークに流行すると言われました。
コロナウイルスはすでに、日本国内に入ってきています。
潜伏期間は約2週間➡潜伏期間中に他人に感染し拡大
推定では4~5月が流行のピーク➡梅雨~夏に徐々に収束へ
新型コロナウイルスは梅雨まで長引く可能性もあるとのこと。もしそうだったら、先は長いですね。
オリンピックが中止とか延期になるって憶測が飛び交うわけですね(しかもあながち、ありえない話ではない・・・)
普通の風邪も約15%はコロナウイルス!?
コロナウイルスは乾燥と低温を好みます。
今冬中に日本人同士で拡大する見込みとされています。
ただ、コロナウイルス自体は珍しいものではなく、普通の風邪の10%~15%くらいはコロナだそうです。
コロナウイルス自体は特別ではありません。
そもそもヒトに感染するコロナウイルスは7種あり、その内の4種は通常の風邪で致死率は低いのです。
残りの3種がここ数年で出現したウイルスで重症を引き起こします。
野生動物からヒトに感染したウイルスは強い!?
武漢で発生したコロナウイルスは、通常のコロナウイルスとは違いました。
コロナウイルスの遺伝子は調査されており、コウモリが感染源である可能性が示唆されています。
野生動物から感染したウイルスは強いといわれています。症状が重く致死率が高いということですね。
(武漢でも、動物が発生源とされていますよね。コウモリとかコブラとか。。。)
生物学・池田先生によると、
MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス
致死率40%
2012年 中東を中心に流行
SARS(重症急性呼吸器症候群)コロナウイルス
致死率10%
2002年 中国を中心に流行
確かにMERSもSARSも強いウイルスですよね。
新型ウイルスは賢く生き残るためにヒトに感染する!?
動物からの感染は、山奥の土地の開発により、人間が奥地の動物に接触する機会が増えたせいだとも言われています。(コウモリの持っているコロナウイルスはたくさんあるそうですよ・・・)
またウイルス側の立場から考えると、絶滅寸前の動物を宿主にするよりも、ヒトを新たな市場にしたほうが生き延びられるという事情もあるようです。
その最たるものが、エイズウイルス。ヒトに感染し、生き延びた成功例です。
新型コロナウイルスは賢いとおっしゃっていました。複雑な気持ちになる。。。
新型コロナウイルスは致死率が低い!?
新型コロナウイルスも動物からの感染と言われていますが、強力なのでしょうか。
しかし、致死率は2~3%とのこと。
ただ、症状が出ていないのに移るところが厄介なよう。
新型の感染者は症状が出ない人もいて、元気に歩き回り広める危険性があるので、今後かなり流行ると思われるとのことです。
人工知能は感染拡大ルートも予測していた!?
新型コロナウイルス拡大の危険性を最初に警告したのは人工知能。
緊急事態宣言の発表は、
COC(米国疾病予防管理センター)➡今年1月6日に発表
WHO(世界保健機関)➡今年1月9日に公表
カナダの人工知能・ブルードット(疾患監視分析プログラム)➡昨年12月31日に感染拡大を警告
人工知能はCOCより早く、緊急事態を予測していたのですね。
また、数日後に周辺の国や地域に感染者が移動することも予測していました。
人工知能はSNSなどの書き込みでリアルタイムな情報を集め分析します。
それによって正確な値を示すことが可能です。
飛行機の発券チケット記録も全部把握しています。航空会社の発券データも利用可能なので、今後の感染経路も予測することが出来るというわけです。
人工知能で過去にジカウイルスの感染拡大地域も予測していた!?
2016年、南フロリダでジカウイルス感染症が発生しました。
その際、AIが予測していたと言われています。
今後、感染拡大を防ぐために、政府や企業がAIを採用する可能性は高いのではないでしょうか。
大型のウイルスが発生する地域はバナナができる温暖な地域が多い!?
ウイルスは人類が始まってからずっと存在しています。
一番最初が天然痘。そして狂犬病、はしか、インフルエンザ、エイズなど。
大型のウイルスが発生するところは北緯が20度から30度となっています。
天然痘はメソポタミアの大河流域で発生。
テング熱やC型肝炎ウイルスも北緯20度から30度。
新型インフルエンザは2009年メキシコで発生。
過去の大型な新型ウイルスはこのベルト地帯で発生・拡大しています。
中国の他の都市よりも東京は感染が広がりやすい!?
2月1日から新型コロナウイルスを指定感染症とする政令が施行されました。
それによって入国者に検査の強制が可能になりましたが・・・(※一定の条件を満たした人のみ)
中国は武漢の街を完全に封鎖しました。しかし、東京はできません。
日本は過去にハンセン病の誤った隔離政策で失態を犯しています。
中国は2002年のSARSの流行を受けて街を封鎖しましたが、日本では中国のように街を封鎖し行動規制するのは難しいのが現状です。
ハンセン病の悲しい歴史もありますが、新型ウイルスには適切な政策を施してほしいですね。
致死率が高いほうが実は安全!?
致死率の高いウイルス患者は、その分厳重に隔離されます。
感染者を隔離しにくい新型コロナウイルスは、感染拡大を阻止しにくくなります。
潜伏期からウイルス無症状の人もいるので、結局封じ込めもできない状況に。
新型コロナウイルスは目からも侵入!?
新型コロナウイルスの予防は、インフル+ノロ+目!つまり、インフルエンザ・ノロの予防法&目を守るということ。
新型コロナウイルスは目から入ります。つまり結膜からも入るので、医療従事者に感染が多いのは目から飛沫を浴びるケースが多いからと言われています。
新型コロナウイルスはうんちに出てくる!?
トイレのふたは閉めて流し、手洗いを入念にすることが大切。
コンタクトレンズをつける際は手洗いを入念にしないと、目から侵入します。
症状が軽い人が多いですが、持病者や高齢者では重症化する恐れもあるので注意が必要です。
予防法で一番簡単なのは5分ごとに水を飲んでアメを舐める!?
簡単な予防法は、5分ごとに水を飲んでアメを舐める方法。
のどを乾燥させないことが重要です。握手も極力控えたほうが良いとのこと。
新型コロナウイルスは石鹸とアルコールに弱い!?
新型コロナウイルスはアルコール、石鹸に弱いそうです。
アルコールで消毒したり、石鹸で手を洗うことは効果的。
手のウイルスは非常に多く、顔に付いて入ってきます。手で目をこすっちゃダメ!です。
アルコールウェットティッシュで拭くだけでも十分効果的だそうです。
新型コロナウイルスのワクチンは作り始められている!?
画期的な方法、ワクチン。
アメリカの国立衛生研究所やワクチンメーカーが開発を進めています。
従来のワクチンは動物の孵化した卵で培養していました(卵にウイルスを直接入れる➡弱毒化➡ワクチン)
しかし、新たな画期的な方法も!次の項目に続く!
日本の企業がタバコの葉からワクチンを作る技術を開発!?
植物の煙草の葉でワクチンを作ることに成功!(※作られたのは新型コロナウイルスのものではない)
今までは本当のウイルスを使わなければいけませんでした。しかし新たな方法は下記のとおり。
ウイルスの遺伝子を切り取る➡ウイルス様粒子を作ることに成功➡タバコの葉に入れて増殖➡1ヶ月で1千万人分のワクチンが。
アメリカやカナダで臨床実験が行われました。
ワクチンの開発は10年かかるといわれていましたが・・・?
もちろんウイルスの遺伝子解析を済ませた上で、安全を十分に確認したのちとのこと。
新型コロナウイルスの遺伝子解析はすでに完了!?
しかし、新型コロナウイルスの遺伝子解析は終わってると言われています。
さんまさん「いろんな菌があるんやから、向かっていかなしゃーない」
まずは水を飲んでアメを舐める!手洗い!うがい!そして目を触らないようにすることならすぐにでも始められますね。
なるべく早く収束して、オリンピックやパラリンピックが無事に開催されるといいのですが。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。