神奈川県秦野市で、66歳の無職の男性が店で「レジ袋が有料」と言われたことがキッカケで亡くなってしまいました。

今回は、男性の死因や神奈川県警の対応、また過去に似たような事例があるかどうかを調べました。

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レジ袋有料と言われた男性の死因

2020年2月7日、神奈川県警秦野署は、中古品店で暴れたため同署内で保護した小田原市に住む無職の男性(66)が死亡したと発表しました。

男性は6日午後2時50分ごろ、秦野市内の中古品店での支払い時に「レジ袋が有料」と言われ怒り出し、店員の胸ぐらをつかむなどしました。

店員が通報し、男は秦野署に連れて行かれ保護されました。

しかし、保護されている男性は死んでしまったというのです。

男性に目立った外傷はないそうですが・・・

これから司法解剖するとのことで、詳しい死因はそこで正式に決まると思いますが、現段階で男性の死因は“憤死”と報道されています。

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男性を保護した神奈川県警の対応

男性は署に連れて行かれたあとも暴れ続けていたそうで、署員5人が頭や両足、両腕をつかむなどして別室に移したところ容体が急変し、搬送先の病院で午後6時10分ごろに死亡したとのこと。

秦野署の石原達也副署長は、「適正な保護の取り扱いと考えられるが、原因を調査する」としています。

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憤死の事例

 激しい怒りのうちに死ぬこと。
「―するかと想うばかりの険相で」〈紅葉・二人女房〉

2 野球で、ランナーが惜しいところでアウトになること。「本塁突入むなしく憤死する」 
憤って死に至ることなんだろうとは思っていましたが、野球で使われる言葉とは知りませんでした。
歴史的には、憤死はよく出てきます。

教皇グレゴリウス7世

教皇グレゴリウス7世は、1073年 – 1085年まで在位したローマ教皇です。

彼は自分にたてついたローマ皇帝ハインリヒ4世を破門し、ハインリヒ4世は許しを請うために雪のアルプスを超え、カノッサ城の門前で三日三晩謝り続けました。これを『カノッサの屈辱』と言います。

教皇グレゴリウス7世に許してもらったものの、ハインリヒ4世は恨みをつのらせ兵を挙げ教会を包囲し、教皇の座を代理人に奪わせてグレゴリウス7世を失墜させます。

温情で許した相手に窮地に陥らされ、グレゴリウス7世は憤死したと言われています。

 

ボニファティウス8世

アナーニ事件は、1303年、フランス国王フィリップ4世がローマ教皇ボニファティウス8世をイタリアの山間都市アナーニで捕らえた事件です。

ボニファティウス8世は、幽閉されたストレスで憤死したと言われています。

 

周瑜

周瑜は戦で負った矢の傷が中々治らずに臥せっていました。

そんな中、ライバルの諸葛亮から手紙が届きます。

その手紙には「周瑜殿。君の計略を私は全部わかっている。君程度の策略じゃ私の足元にも及ばない」と

かなり挑発的な手紙を周瑜に送りつけます。

周瑜はこの手紙を読み「なぜ天は私がいるのに諸葛亮をこの世界に登場させたのだ!」と激怒し憤死しました。

現実的に、こんな単純ではなかったと思うのですが。ただ、憤死という言葉は世界史関係を読んでいると結構目にします。
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実際の男性の死因は?

今回の男性が亡くなってしまった原因は、一般的に考えて

◆脳梗塞。脳の血管が切れてしまった。

◆心筋梗塞など、心臓に負担をかけすぎてしまった。

◆取り押さえによる圧迫死

これらが挙げられるのではないでしょうか。

レジ袋有料化の今回の男性の事故についてのSNSの反応

皆さんの意見をいくつかご紹介します。

今回の出来事は、にわかに信じられませんでしたが、なにか不幸な偶然が重なってしまったのかもしれません。

世間の注目を集めることになってしまったので、はっきりとした理由が判明することを願います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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