名古屋高検の林真琴検事長が、賭け麻雀問題で辞任することになった東京高検の黒川弘務検事長の後任に内定しているという報道がありました。
林真琴検事長はとても優秀な方で、黒川検事長と同期で双璧をなすと言われている人物のようです。
同時に、林真琴検事長は黒川検事長のライバルとも言われています。
今回は、林真琴検事長の経歴や学歴、過去に担当された事件について調べました!
林真琴検事長の学歴は?出身高校や大学について
林真琴検事長の学歴について、ご紹介します。
林真琴検事長の出身高校
林真琴検事長は、愛知県豊橋市にある時習館高等学校の出身です。
時習館高校は進学校で、偏差値はなんと70!
愛知県内では高校413校中8番目の偏差値となっています。
全国では10,054校中177番目。
時習館高校はホントの名門。東三河一の進学校。 #モーニングショー
— T.Nagao⊿DDスケオタ (@Terry_Newfield) September 16, 2019
10,000校以上ある高校の中で100番台なのは、かなり上位にある進学校であり、名門ですね。
時習館高等学校は、これまで多くの著名人が卒業しています。
俳優、映画監督、陸上選手、テレビ局のアナウンサー、政治家の方々です。
様々なジャンルの著名人が時習館高等学校出身です。
評判や口コミをみても良い内容がほとんどで、特に勉強に力を入れていて、数学はかなりレベルが高いと聞きます。
恵まれた環境で、林真琴検事長は高校時代を過ごしたと言えますよね。
林真琴検事長の出身大学
林真琴検事長は、1981年に東京大学法学部第1類を卒業しています。
さらに、あの黒川弘務検事長と同期だったそうです。
おふたりのライバル関係は、大学時代に遡るんですね。
黒川弘務(大阪地検特捜改竄)vs林真琴(リクルート事件)、東大法学部卒同士の出世争いには誰も言及しないですね。
— HistoricalScience2019 (@HScience2019) May 17, 2020
因縁のライバル関係と言ってもいい、最高学府同士の出世争い。
だから、黒川弘務検事長の賭け麻雀を林真琴検事長がリークしたという噂も生まれるんですね。
あまりにタイミングが悪すぎた(黒川検事長にとって)ことと、長年のおふたりの立ち位置でそういう話が出てしまったんだと思います。
林真琴検事長が過去に担当した事件は?
林真琴検事長は、1983年に検事に任官しています。
元々、東京地方検察庁特別捜査部検事でしたが、当時携わっていた事件として代表的なのが1988年のリクルート事件、1997年の第一勧業銀行総会屋利益供与事件、2001年から2002年にかけての名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件があります。
リクルート事件
1988年のリクルート事件は、情報サービス会社のリクルート(現在のリクルートホールディングス)が、政財界の要人にリクルートの子会社であるリクルートコスモスの未公開株を譲渡して店頭公開後に多くの売却益を上げさせたため贈賄罪となった事件です。
第一勧業銀行総会屋利益供与事件
1997年の第一勧業銀行総会屋利益供与事件は、野村證券が大物の総会屋に利益供与していたことが公になり、その中で当時の第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)もこの大物の総会屋に株式を購入する資金をほぼ無担保で融資をおこなっていたという事件です。
名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件
2001年から2002年にかけての名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件は、刑務所内での革手錠廃止や「刑事施設・受刑者処遇法」が成立した始まりとなった事件です。
林真琴検事長は監獄法の改正にも関わりました。
林真琴検事長の経歴・プロフィール
林真琴検事長の経歴・プロフィールはこちらです。
実は、林真琴検事長は検事総長の有力候補でした。
ですが、官邸の意向によって事務次官への昇格が却下され、名古屋高検へ転出することになったといわれています。
現在の検事総長である稲田伸夫氏が当時、事務次官であった頃、当時刑事局長であった林真琴検事長を事務次官に昇格させ、黒川検事長を地方の高検検事長へ転出させる案を官邸側と交渉しました。
しかし、官邸側は法務省官房長として実績があった黒川検事長を事務次官とした意向があり、法務検察側は了承したという経緯があります。
理由は、法案や予算などの根回しがうまく、菅官房長官も黒川検事長の手腕を高く評価していたようです。
やはり黒川検事長と官邸の関係は深かったと感じます。
その後も、林真琴検事長を事務次官に推したい法務検察側ですが、当時の上川法相と林真琴検事長の意見が合わず、林真琴検事長は名古屋高検へ転出することになります。
林真琴検事長に対するSNSの反応
林真琴検事長に関するみなさんのコメントをいくつか集めました。
#林真琴
この人も有能な方だと聞く
そして、朝日にリークしまくってるとも
世論を操作して煽動とスパムという手段で、ついに願いを叶えた
いちメディアが検察をコントロールするとしたら、それはそれで危険を感じざるをえない
安倍憎しの執念侮れないね
目的は国家転覆か?— ねあるこ (@ne_aru_kone) May 21, 2020
#林真琴 #検察庁法改正 黒川が辞め、安倍政権に厳しいとされる林真琴が検事総長就任に。こうなるともう「検察が政権の介入を受ける」という批判はできなくなる。「安倍寄り」の黒川は辞めたのだから、検察の独立性は守られていることになる。だよね?
— 真・坂口セイジジュニアRX2号 (@RX285809695) May 25, 2020
わわっっ!黒川さんの後任に
名古屋検事長の林検事長か😱
何かと頭痛の種になりそう😵
大阪を騒がせた太田房江さんに
林さんは愛知、豊橋の時習館の
出身!
泣く子も黙る天下の時習館だ!🐉
皆のもの❗頭が高い❗
この印籠が📸
目に入らぬかああっ‼️😎#太田房江#林真琴— かんべっこ (@kakumero55) May 21, 2020
【黒川氏辞職 後任に林真琴氏】https://t.co/A1GjtTGE42
法務省は25日、辞職した黒川弘務・前東京高検検事長の後任に、林真琴・名古屋高検検事長を据える人事を決定した。林氏は検事任官同期の黒川氏の定年が延長されるまで稲田伸夫検事総長の後任と目されていた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 25, 2020
東京高検検事長に林真琴氏。これこそ検察庁が提案し、官邸が(しぶしぶ)了承した人事だ。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) May 26, 2020
新しい検事長の林真琴さんが女性だと思ってたの俺だけじゃないはず…
— P.OCOTING (@bianconero0311) May 26, 2020
政治家も検事も、様々な疑惑はつきものですね。
林真琴検事長にも、メディアとのつながりや癒着があるのではという噂もあります。
林真琴検事長ともっとも深いつながりがあると言われているのが「朝日新聞」です。
黒川さんには何の問題もないはずなんですよ。
この騒動をおかしくしているのは、朝日新聞https://t.co/vhLcCAr2ur
— today (@rc_succession) May 18, 2020
世間に飛び交う“黒いつながり”の噂。
朝日新聞との癒着は気になりますね。
黒川検事長の賭け麻雀のように、林真琴検事長も何かしらリークされてしまうのでしょうか。
林真琴検事長の今後の動向について、注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。