アベノマスクが4月17日から全世帯へ配布され始めました。
アベノマスクはまず医療機関や福祉施設に優先的に配布されており、いち早くアベノマスクを手にとった人たちからは“小さい”、“ブリーフみたい”、“使えない”とお世辞にも評判は良くはありませんでした。
その後、一般家庭にも徐々に配布が広まり、そして今度は“汚れていた”、“虫が入っていた”、“髪の毛がはいっていた”という、あってはならないクレームが増えてきているそうです。
今回は、アベノマスクが汚れていて虫や髪の毛が入っていたというのは本当なのか、製造元はどこなのかを調べました。
アベノマスクは不良品が多い?
今回、一般家庭に配布されているのはガーゼマスクとのことです。
そのガーゼマスクに不良品が混ざっているという苦情が相次いでいます。
配布されたアベノマスクに、
などの状態が見受けられたとの報告です。
これまで医療機関や福祉施設に配布されていたアベノマスクの不良品については、左右のゴムの長さが全然違うという報告はありました。
友人宅に届いたアベノマスク、不良品かよ。(¬_¬) pic.twitter.com/U7mAb95whl
— 小林 宏道 (@uhi56436) April 15, 2020
口を覆い、肌に直接触れるマスク。
清潔でないといけないのに、汚れの付着や虫・髪の毛の混入なんて・・・あってはいけないことですよね。
今回のガーゼマスクは妊婦に発送するものを中心に準備され、学校にも発送されたそうです。
それらのマスクが4月17日現在で、「変色している」「髪の毛が混入していた」などの報告が80市区町村の1901件に上っています!
介護施設や小中学校、国内全戸への発送分でも確認されているそうです。
厚生労働省は18日、政府が国民に配布を始めた布マスクの一部に、汚れが付着するなどの不良品が見つかったと発表した。妊婦向けのものが中心だが、学校への発送分では虫の混入なども確認されているという。同省は不良品を回収し、交換に応じる方針。
同省によると、妊婦向けの布マスクは約1000万枚の配布を予定しており、14日から各自治体に発送を開始。だが16日以降、「変色している」「髪の毛が混入していた」などの報告が相次いだ。17日現在、報告は80市区町村の1901件に上る。介護施設や小中学校、国内全戸への発送分でも確認されているという。
同省は各自治体に発送前の徹底確認を求め、メーカーには検品強化などを要請した。担当者は「不良品を見つけたら居住自治体に連絡してほしい」としている。引用:読売新聞オンライン
SNS上では、実際に汚れていたり、虫や髪の毛が入っていたマスクの画像は投稿されていません。
ただ、疑問や不安や憤りの声は多いです。
アベノマスクに汚れとか虫とか付いてるって言われても1900件超えてんのに1枚もTwitterに写真ないの不思議やわぁ
嘘かほんとかわからんけどただのクレーマーな気がする— ᑌᖇᑌᑭ︎︎Oᑎ (@urupon____) April 18, 2020
確かに、画像がまったくないのは何故だろうって思います。
髪の毛や血液や虫などが付着した不衛生な #アベノマスク なんて、あげることもできないやないか!
交換してくれるって、それも税金やろ?
安倍氏ね〜、どれだけ無駄金使うねん。#新型コロナウイルス— Goboppy (@Goboppy) April 19, 2020
血液まで付着したものがあったのでしょうか?(怖い)
#アベノマスク が再炎上
衛生管理に多大な不安のある工場
普通なら
血や虫、毛髪混入は
即全検、もしくはロット廃棄ですよわたしはもらってもしない
どこで、誰が、どんな材料で、どの様に作られたかわからないものを
体につけたくないし
つけさせたくないきちんと政府は公表すべき
— Mon-gaa (@Mongaa3) April 19, 2020
#アベノマスク に汚れや髪の毛付着!Σ( ̄□ ̄;)妊婦向けのものが中心だが、学校への発送分では虫の混入なども確認されているという。ふざけんな‼️つまり、在庫処分の商品って事だなヽ(♯`Д´)ノコリャーッ https://t.co/PFFRRZ6Roc
— キラ (@tyokowithkira) April 18, 2020
アベノマスクに虫と髪の毛入ってたりとか、変色してたりとか、気持ち悪すぎる~
今どきあんなマスクおかしいなとは思ってたけど、どっかの倉庫に昭和の時代からあったやつとかなの?
利権からんでんじゃない?製造元ちゃんと教えて欲しい。
じゃないと、気持ち悪くて使う気になれない
— usa-ribbon (@usakumaribbon) April 18, 2020
私のところへはまだアベノマスクは届いていませんが、届いたとしても使う気にはなれないかも。言いたくないけど、気味が悪いです。せっかく配送のみなさん頑張ってるのに。
アベノマスクの製造元は?
アベノマスクが2種類あるうち、ブリーフマスク(不名誉な名前が付いてしまったけど、ブリーフに似てることは否めない)の方の製造元に関しては、下記の記事に記させていただきました。
今回の、ガーゼマスクの製造元はどこなのでしょうか?
4つのメーカーと関わりがあるようです。
厚労省は、17日から始まった一般世帯向けへの布マスクは、目視による点検を徹底しているため不良品が配られる可能性は減っている、としている。メーカー4社に対し、生産体制の見直しや検品の徹底を求めている。
引用:朝日新聞デジタル
1社ではなく、複数の企業にガーゼマスクの生産を要請したということですね。
そのうちの1社だと言われているのが、愛知県名古屋市に本社を構える医薬品メーカーの興和株式会社です。
みなさんもコンビニやドラッグストアでコーワのマスクをみたことがあると思います。
大手の会社です。
アベノマスクの製造元が不明言われてますが
製造は、三次元マスクで知られる興和株式会社https://t.co/TEBc8G1Sv4— 手洗い嗽教教祖(‘ω’) 小林ゾラ (@Zorakobayashi) April 18, 2020
総理嫌いか政策嫌いかわからないけど、アンチ行き過ぎて、増産に応じてくれた興和株式会社さんごとディスってる人見るとほんと腹立つんだよね。この短期間にあれだけの枚数用意してくれたのに。 #kokkai
[PDF]ガーゼマスクの取り組みについてhttps://t.co/xrp08yWM3X pic.twitter.com/9RVWFv9Ql9
— (@tmksStyle) April 17, 2020
3月の時点で興和はマスクを、3月に2700万枚、4月以降はさらに5000万枚、計7700万枚増産する方針を発表していました。
そのガーゼマスクをミャンマーの委託先の工場で新たに生産するということでした。
つまり、アベノマスクの一部は、製造国はミャンマーだということになると思います。
マスクの製造要請を受けた会社は4社あるので、今回の不良品が製造されたのが興和のミャンマー工場であるかどうかは定かではありませんが、とても残念なニュースでした。
必死に増産体制をとって準備してくれたアベノマスク。
本当に汚れや虫・髪の毛の混入があったとすれば悲しいし、ただその画像を見たわけではないので、まだ完全に信じられない部分もあります。
466億円の国費を投入して準備・配布されるアベノマスク。
サイズや使い心地が良くないことは分かっていましたが、さらに不衛生ということが報道されたのはショックでした。
でも、せめてムダにはしたくない。
アベノマスクのリメイク方法は下記の記事に記させていただきました。よろしければご参照下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。