水引デザイナーの長浦ちえさんが、『マツコの知らない世界』でご祝儀袋や水引細工について語られました。
最新の人気のご祝儀袋や、もらったあとも使える進化系ご祝儀袋など、色合いやデザインも豊富で見ていて楽しいし、日本人の心も感じられます。
今回は、長浦ちえさんのプロフィールやご祝儀袋についてご紹介しますね!
長浦ちえプロフィール
長浦ちえさんは、福岡在住の水引デザイナーです。
番組内でたまに出る博多弁を、マツコさんにいじられていました。
「こんなことあったっちゃけど」などついポロッと言うと
「博多の女ってのはね、スキあらばね、ちょいちょいかわいい方言を出してね」(博多弁はかわいいので、あざとく感じるから)
それでは、プロフィールをご紹介します!
ご祝儀袋に新風を吹き込んだ水引デザイナー 長浦ちえプロフィール
出身地:福岡県福岡市
年齢:40歳(独身)
大学:武蔵野美術大学
・大学卒業後、就職した会社で水引に出会う
・1年間パリに行き、日本人にしかない感性に気づく
・帰国後 様々なご祝儀袋をデザイン(賛否両論あった黒いご祝儀袋など)
・2013年32歳のとき、水引デザイナーとして独立
Twitterを見ていると、「40歳に見えない」ってツイートをいくつか発見するほどです。
さすがデザイナーって思いました。
長浦ちえが紹介するスタンダードなご祝儀袋
番組冒頭で、スタンダードなご祝儀袋が紹介されました。
榛原(はいばら)紅白花結びたとう 550円(税込)
榛原(はいばら)檀紙 金銀細工 菊 3,850円(税込)
伝統的で、目に馴染んだ安心感がありますね。
長浦ちえが紹介する20代女性に人気のファンシータイプご祝儀袋
20代女性とあって、カラフルで華やかなご祝儀袋です。
マツコさん「髪モリモリの人たちが集まる結婚式」
そういうイメージを抱いたようです。
長浦ちえが紹介するメンズラインのご祝儀袋
男性向けのモダンなご祝儀袋が増加中だそうです。
学研ステイフル 友禅金封(深緑)528円(税込)
男性向けのご祝儀袋の特徴として、スーツの内ポケットに入るようスリムなものが多いとのこと。
女性用にはない気遣いですね。
長浦ちえが紹介する縁起のいい物シリーズ
縁起がいい物がデザインされたご祝儀袋も紹介されました。
オオウエ「和紙田大學 祝儀袋」 フトッパラ富士山 660円(税込)
フトッパラ富士山って、豪快な名前ですよね。
マツコさんは、昆布が巻きつけてあるように見えたそうですが、実は絵なんです。ユニークでかわいい。
長浦ちえが語る水引とは
突然ですが、みなさんは水引って何?と聞かれたらどう答えますか?
水引は、和紙で作った帯ヒモ(素材)のことです。
マツコさん曰く、デザインが水引だと思ってる人が多いと思うとのこと。
結んでいる見た目(デザイン)は、水引細工などと呼ぶようですね。
私はヒモもデザインも両方水引と思ってました。(漠然と)
長浦ちえの「水引を分解するとどうなる?」
みなさんは、水引を分解するとどうなると思いますか?
実はこんな風になります。
最近の水引は、紙ひもに糸などを巻いたものが多いそう。
そうすることによって、色のバリエーションが格段に増えたそうです。
長浦ちえが語るご祝儀袋の使い分け
もう冠婚葬祭の常識として有名とは思いますが、ご祝儀袋は水引の結び方によって意味が異なります。
結婚やお見舞いなど、一度きりであってほしいお祝いには結び切り、淡路結びなどほどけない結び方のものを。
入学・出産・長寿など何度もあっていいお祝いの際は、蝶結び(花結び)の、ほどいて何度も結び直せるものを使用。(※諸説あり)
ちなみに淡路結びは、様々なかたちのベースとなる結び方です。
長浦ちえのセンセーショナルすぎるご祝儀袋
長浦ちえさんは、なんと黒いご祝儀袋をデザインされています。
Franc franc 祝儀袋 ツル(※現在は販売終了)
黒い色というのはお祝いにはふさわしくないので、年配の人が見たら目くじらを立てかねないですし、また売れるかどうか懸念されたと思います。
黒いだけでなく、さらに時代の流れに逆行し、水引の本数を減らして3本にしてあります。
思い切ったデザインですね。
長浦ちえが紹介する進化系ご祝儀袋
もらったあとも利用できる、進化系のご祝儀袋が人気です。
こちらは巾着袋になるご祝儀袋。
アクティライフ株式会社 結姫musubime末広(コットン)洋花(水色)2,970円(税込)
こちらは赤ちゃんのスタイになります。
マルアイ ククゥーガーゼスタイ金封バルーン 1,320円(税込)
出産祝いのご祝儀袋が、すぐにスタイとして使えて役立つのはいいアイデアだと思いました。
ご祝儀袋をちゃんと考えるって素敵ですね。
マツコさんがおっしゃっていた「ご祝儀袋は間に合えばいいや、間違ってなければいいやじゃなくて自分とは何ぞやというのが見られてしまうもの。慌てて買って渡すものじゃない」という言葉が印象的でした。
マツコさんは、買って常備されてるみたいですね。
また、すごいエピソードが。
マツコさんはLDH(EXILEや三代目JSBなどのグループが所属する会社)の新年会に毎回呼ばれていて、ご祝儀袋でお年玉を配っていたそうです。
ある日、HIROさんが横綱に渡すような大金を立派なご祝儀袋に入れて渡してくださったんだとか。
HIROさんって感じですよね。納得エピソード。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。